【アニポケXY】ポケモン自由研究 ~ ミルフィパを作ろう ~ 【ポケモンUSM】
世のポケモントレーナー達がシンクロ不可の色違いカプ・テテフの厳選に躍起になっている時期に、何故私はアニポケXYの記事を書いているのだろうか...?
ミルフィとは...
アニメポケットモンスターXYシリーズに登場するアニメオリジナルキャラクター。作中では今作のメインヒロインであるセレナのライバルを務める。
主にトライポカロン回で登場しており、4回目の登場回ではトライポカロンマスタークラスに出場、かなりの実力者であることが伺える。
言動は基本的に軽く、よくセレナを冷やかしている。なお、セレナに対して自分が恋のライバルになるようなことを仄めかす発言をしているが、これがセレナを焚き付けるためのものなのか、はたまた本心から来るものなのかは不明である。気が強い部類ではあるが、その軽い性格故にどこか本心を隠すような節があり、トライポカロンマスタークラスでセレナに敗北した時には涙を隠してセレナを激励するなど、彼女のポリシーのようなものが感じられる。そしてなによりかわいい。
特筆すべきはサナやトロバ、DD(ダンシングデブ)と違ってアニオリのキャラクターにも関わらず、登場回数が4回とかなり多い点。これだけでも相当に力の入ったキャラクターであることが読み取れる。
パートナーポケモンはペロリーム(作中での言動から察するにペロリームは♀である可能性が高い)。判明している残りの手持ちポケモンはニャオニクス♂のみ。
パーティ考察
さてここで、大きな問題が発生する。
そう、ポケモンが圧倒的に足りないのである。
仮に実際に戦うのを2匹だけだとしても、レーティングバトルは最低3匹のポケモンがいないと参加すら出来ないため、ニャオニクスとペロリームだけではお話にならない。そのため、残り4枠を埋めるミルフィに相応しいポケモンを考える必要がある。
実を言うとORASからSMにかけてミルフィパは既に使っていたのだが、そのときの残りポケモンはメガギャラドスやサンダーなどの明らかなレギュレーション違反だったため、今回再考察することとなった。
パーティ候補
厳正なる審査の結果、ミルフィの手持ちにいてもおかしくないと判断されたポケモン達がこちら。何故か水タイプが多い。
セレナのパートナーと被ってしまうマフォクシーやニンフィアは話の展開を考えると避けた方が無難と考えると、注目株はメガシンカが使えるヤドラン、サーナイト、クチート、チルタリス、タブンネやニンフィア抜きでも多様性のあるイーブイ系統、カロスのポケモンで適正も十分なビビヨン辺り。
フレフワンはカロス産フェアリータイプで、ペロリームの対になるポケモンではあるが普通に見た目が気持ち悪いので今回は採用を見送ろうと思う。
そしてこの中から選ばれた4体がこちら。
ブラッキー
初手のギルガルドに対する引き先。
本当に冗談抜きでこいつしかいなかったため採用。
ビビヨン
やはりというかなんというか、模様によるイメージの合わせやすさやカロスポケモンであることが評価点で採用。
ゴチルゼル
受けループやキツいパーティへの対策に採用。特性の影踏みで、選出していなくても相手に択を押し付けられる。
この4体にペロリームとニャオニクスを加えた6体でパーティの並びが完成。
どうだろう、なかなかまとまったいいパーティになったのではないだろうか?
余談だが、ORASの時のPSSのアイコンはこのトレーナーカードと同じピクニックガールだった。理由はどことなくミルフィに似ているため。
個体紹介
ペロリーム@オボンのみ
性格 : 意地っ張り
特性 : 軽業
実数値 : 166(68)-145(252)-106-**-95-116(188)
技 : はらだいこ / じゃれつく / ドレインパンチ / どろぼう
もちろん採用型は腹太鼓エース型。ニャオニクスの壁を盾に全抜きを狙う。
実はこのポケモンUSUMでねばねばネットを新規習得しているため、裏のビビヨンに繋ぐ起点型も考えていたが、コンセプトを考えると起点要員にするのは本末転倒だと感じたのでこの構成に落ち着いた。
一見して軽業と相性が悪そうに見える泥棒は、ギルガルドを一撃で暗殺出来るペロリームの唯一の技であるため採用。万が一ギルガルドと対面してしまった場合には、キングシールドを1ミリも考慮することなく相手が窃盗不可能なアイテムであることを祈りながら泥棒を連打するしかない。
技範囲の関係上得意不得意がハッキリしたポケモンで、相手が確2圏内であればドレパンで回復しながら全抜きが狙えるのは魅力。
ちなみにこのペロリームは私が初めて育成したペロリームの個体であり、リボン全取得済みである。そして親名はミルフィ。
リボン集めをしていた人ならわかると思うが、シャトレーヌ戦のリボンと日通いのリボンは地味に面倒。
ニャオニクス♂@ラムのみ
性格 : 図太い
特性 : 悪戯心
実数値 : 181(252)-**-114(60)-104(4)-115(108)-135(84)
技 : サイコキネシス / リフレクター / ひかりのかべ / あくび
壁展開で裏のポケモンの起点を作る。主な仕事はペロリームの展開補助。
ニャオニクスとペロリームというポケモンは本当に相性が良く、ニャオニクスで起点を作りペロリームで積むという明確な役割分担が出来ているのが魅力。
あくびがあることにより、裏のポケモンを削ることなく壁ターンを残してエースに繋げる。
Sは最速ガッサ抜きまで振り、ラムを盾にサイキネ2回で処理する。裏に対するガッサの通りがいいため、初手で出てきたところを狩れれば数の有利を取りつつ裏への負担を軽減出来るので、対ガッサ入りへの勝負の要でもある。
そして当然こいつもリボンは全取得。親名ももちろんミルフィである。
ブラッキー@くろいメガネ
性格 : 図太い
特性 : 精神力
実数値 : 201(244)-**-178(252)-**-150-87(12)
技 : イカサマ / つきのひかり / どくどく / いやしのすず
ギルガルドへの明確な殺意をその身に宿したブラッキー。努力値をほぼHBに振り切り聖なる剣を対策しつつ、黒いメガネ一致イカサマで相手が特殊型だろうがなんだろうが関係なく一撃で粉砕する。副産物としてメタグロスにさらに強くなった点もおいしい。
食べ残しがビビヨンに取られてしまっているため、願い事守る型ではなく単体での運用が可能な毒々型にした。
特性は極悪違法メタグロスを完封するための精神力。印パルなんかにも強い。
こいつがいることにより、裏のゴチルゼルと合わせて受けサイクルにはかなりつよくなっている。
ビビヨン@たべのこし
性格 : 臆病
特性 : 複眼
実数値 : 177(172)-**-75(36)-111(4)-76(44)-155(252)
技 : ねむりごな / ぼうふう / ちょうのまい / みがわり
一般的な複眼催眠ビビヨン。もうここまで来たら受けループはマッチングした瞬間降参して欲しい。
この技構成が一番強いと思ったので特に凝った調整などはなくテンプレ振り。H16n+1でSは最速。柄は花園柄で採用した。
ゴチルゼル@こだわりスカーフ
性格 : 図太い
特性 : 影踏み
実数値 : 177(252)-**-137(76)-115-130-108(180)
技 : サイコショック / トリック / めいそう / ねむる
スカーフ込み最速グライオン抜きで敵の毒々玉を没収するのが目的。相手が意味不明な技を連打している間に瞑想サイコショックで倒して後続のポケモンに毒々玉を返却出来たらいいなぁという浅はかな考えで育成された。
特性影踏みにより偶発対面で役割対象を絶対に逃がさないので、ゴチルゼルで微妙にキツい相手に対してトリックを差すことが出来る。
絡め手を抜きにしても予想外の素早さからのサイコショックで狩り漏らしを処理することも可能だが、スカーフを持ったままではメガやZに何も出来ないのが欠点。
クチート@クチートナイト
性格 : 意地っ張り
特性 : 威嚇→力持ち
実数値 : 155(236)-164(160)-145-**-115-84(108)
技 : じゃれつく / ほのおのキバ / イカサマ / ふいうち
舞ったところで抜いていけるようなパーティではないため、剣の舞を切ってイカサマを投入した。
イカサマがあれば相手の威嚇の影響を受けず裏に負担をかけていくことが出来るため、相手の裏にランドロスが控えている場合に面倒な択を押し付けられずに自分の動きを通せるのが利点。メタグロスに対して不意打ちバレパンのじゃんけんをしなくて済むのも地味に便利。
あとがき
いかがだっただろうか?
これを参考に、少しでもミルフィクラスタが増加することを願いたい。
そして、これを期にミルフィに興味が湧いた民やミルフィの魅力に気付いた民は、是非ともアニメポケットモンスターXYを見返して欲しい。
参考のためにミルフィ登場回を下記にまとめておく。
・ポケットモンスターXY 第25話 『ペロッパフとペロリーム!!甘い戦いはあまくない!?』
・ポケットモンスターXY 第80話 『テールナーとヤンチャム!!魅せろ炎のパフォーマンス!!』
・ポケットモンスターXY 第105話 『サトシとセレナ!ダンスパーティでゲットだぜ!!』
・ポケットモンスターXY 第112話 『マスタークラス開幕!火花散る乙女の激闘!!』
どれも見応えのある話だが、オススメは105話のダンスパーティ回と112話のトライポカロンマスタークラス回。ダンスパーティ回ではミルフィ×コジロウという異色のダブルバトルや、この1話限りのドレス衣装などを見ることが出来、マスタークラス回では涙無しでは語れないミルフィの健気さが垣間見える。
なお25話時点では声優は林沙織さんだったのだが、彼女の声優引退のため80話以降は真堂圭さんに変わっている。ちなみに真堂圭さんはポケモン声優として度々登場しており、現行シリーズのサンムーンではリーリエ、またスマブラSPではナッシー(アローラのすがた)の声優をしていたりする。
さて無事にミルフィパが完成したため本記事はここで締めとなるが、これだけでは記事として少し味気ないのでおまけを付けておく。
ミルフィお絵描き教室(おまけ)
今回は105話で登場したドレスミルフィを描こうと思うが、これを書いている時点では本当に何も考えていないのでどうなるかは不明である。
①いわゆる大ラフとかそんな感じで言われるもの。
私の場合はどんな構図にするかどころかどのキャラクターを描くかすら考えずに見切り発車で始めることが多い。
これを見てもわかるように、クソ程適当にやっている。
②線画
普段はもっとハッキリしたブラシを使っているが、なんとなく気分で今回は意味不明なブラシを使っている。
気分次第で描き方を適当に変えている辺り、真面目に描いてる人に怒られそうである。
③下塗り
一番楽な作業であるはずなのに、バケツツールを使わないせいでクソ程時間がかかる。この上からクリッピングで塗っていく。
④塗り
特に言うこともない。
⑥完成
色トレスや、赤系オーバーレイレイヤー、青系乗算レイヤーなんかをかけてハイライトやらなんやらを描き込む。
あっという間にミルフィの完成!
皆も是非ミルフィを描いてpixivにタグ付きで投稿してくれ!
【ポケモン】「ミルフィ」イラスト/うどポン [pixiv]